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さて、読書の秋になりましたね。

そんなわけで、今回のテーマは「読書」についてです。

私は子供の頃から読書が好きなので、どちらかといえば、読書量は多いほうだと思います。

そして、仕事においても何か課題があると、そのテーマに対する本を読み、解決に向けての仮説を立ててから実行するように心がけています。

ですから、ビジネス書を読む比率が自然と高くなるのですが、やっぱり効果的だと感じる本は、名著と呼ばれている本だったり、そのジャンルの古典と呼ばれるような本が多いと感じます。

このような、時代を超えて良いと感じる本には、「やり方」や「テクニック」を示すハウツー的な内容ではなく、本質的な内容が多いです。

抽象度が高く本質的な内容だからこそ、それを自分の状況に合わせてカスタマイズできるので、時代や立場を超えて、多くの人に成果をもたらす知識となりうるわけです。

ただ、応用力がなく抽象度が高い内容を自分の状況に合わせてカスタマイズできない人にとっては、
「具体性に欠けた、なんとなく良い話」
で終わってしまいます。

これでは、知識と成果が結びつきません。

さて、ここからが本題です。

この抽象度が高く本質的な内容を、自分の置かれている状況に活かせるかどうかは、その人の「頭の良し悪し」ではないと、私は思っています。

その違いは、
「学びを実践する為に、何をすべきか?」を
考える思考習慣の有無だと私は考えています。

この思考の癖が有る人は、本質的な学びや助言を、具体的な行動に変えることができます。

逆に、このような思考の癖が無い人は、本質的な学びや助言を具体的な行動に変えることができず、抽象的な話として受け止めてしまいます。

そして、このような状態だと、ハウツー本やマニュアル、具体的な指示ばかりを求めてしまいます。

ただ、現実問題として、誰にとっても全く同じ状況というのはありえませんし、似たような状況であっても自分の能力や環境によって、選ぶべき最善策は異なっています。

だから、他人から与えられた手法がそのまま通用するケースのほうが少なく、
「成果の出ない方法を一生懸命に頑張る。」
という残念な状況になってしまうことが多いのかもしれません。

過去の私も、具体的な手段ばかり求めて、他人が行った手法の中に正解を求めていましたので、うまくいかないことがたくさんありました。

でも、良書から本質を学び、自分で行動を考えることを意識するようになってから、あらゆる場面における選択の質が高くなったと感じます。

良書から知識を学ぶことも大切です。

でも、それ以上に良書から考えるきっかけを見つけ出し、思考する癖をつけることが大切だと私は思います。

実際、世界的に読みつがれている良書を読んだときに、
「その良さが分からない…」
ということもあると思います。

その時に、
「その本がつまらない」
と切り捨てる前に、良書を良書と感じる事ができるように考える努力をしてみるのもいいかもしれませんね。

私も、人生をより良くできるように、効果的な読書を続けていこうと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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