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最近、だいぶ暖かくなってきましたね。
そろそろ登山に行きたくなる季節です。
というわけで、今回は登山にまつわるお話です。
以前、山を登っているときのこと。
後ろから明らかにペースの速い人がやってきたので、私は道を譲って追い抜いてもらいました。
ところが、少し前を歩いていた人は、道を譲るどころか、抜かれまいと急にペースを上げて頑張りはじめました。
まあ、この気持ちはわかります。
そして、実際に速く歩けるなら、譲る必要はないのかもしれません。
ただ、すでに後ろから追いつかれてる時点で、基本的にはその人のほうが速いわけで、よほど頑張らないと再び追いつかれてしまいます。
案の定、その人は後ろの人に追いつかれ、さらに私にも追いつかれ、 その結果、狭い登山道で三人並んで歩くことになりました…
登山道って、基本的に道幅が狭いので、無理に追い越そうとすると危ないんですよね。
だからしばらくそのまま渋滞状態が続きました。
後ろの人も我慢していましたが、前の人は一向に道を譲る気配がありません。
ついに痺れを切らした後ろの人が、やや強引に追い抜いていきました。
おそらく、抜かされた人はこう思っていたのだと思います。
「私だって一生懸命歩いてるのに、危ない追い抜き方して…!」
でも、実際には、道を譲らずに渋滞を作り、結果として危ない追い抜きを“誘発”していたのは、自分だったりします。
後ろの人は、別に競争してるわけじゃないんですよね。
ただ、自分のペースで登ってるだけ。前の人の歩く速さなんて、気にも留めていない。
それなのに、勝手に競争意識を燃やして、無理をして、自分も疲れて、周りのペースも崩していく。
「いや、ただ道を譲ればいいのに…」って、思いますよね。
さて、ここからが本題です。
こういう「無意味な競争意識」って、登山だけでなく、仕事の現場でもよく見かけます。
たとえば、チームの中で、私よりもメンバーがうまくやれる場面って、実際たくさんあります。
そういうときは、素直に任せたほうが、チームとして成果が出やすくなります。
ただ、「リーダーたるものこうあるべき」といった思い込みがあると、それができなかったりします。
・自分のほうがうまくやれると証明したくなったり
・成果が出にくいやり方を押し付けてしまったり
・的外れな指示で、かえって仕事を増やしてしまったり…
チーム全体の成果より、「自分が納得できるかどうか」が判断基準になっています。
そして気づかないうちに、周りのやる気を削ぎ、スピードや成長を止めてしまっていることもあります。
このような状態になるのであれば、リーダーの役割を辞退するべきだと、私は自らを戒めています。
相手の能力や意欲をうまく発揮させられず、自己満足のためにチームを指揮するだけなら、リーダーでいる意味がありませんからね。
リーダーとは、自分の気分の良さを優先する人ではなく、
「チームが一番うまく回るように場を整える人」だと私は考えています。
それができれば、自然とチーム全体のパフォーマンスはどんどん上がっていきます。
だから私は、ちゃんと「道を譲れるリーダー」で在りたいと思っています。
自分自身が努力を継続し成長し続けることは当然ですが、任せたほうがいいことは素直に任せる。
そして、チーム全体が活きることにエネルギーを使いたいと思っています。
自己満足に陥らず、利他的な視点を持って組織の力を引き出せるリーダーを目指して、日々精進していきたいと思います。
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アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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