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さて、今回のテーマは集中力についてです。
今年ももうすぐ終わりですね。
私たちは年末の繁忙に追われ、いつも「時間が足りない」という感覚が続いております…(笑)
この時期は、どの業界もバタバタすることが多いと思いますので、もっと生産性を高めて効率的に仕事を進めたいと思っている人も多いのではないでしょうか?
でも、やるべきことがたくさんありすぎて、何をやっていいか分からなくなり、「余計に仕事が進まなくなる…」といった状況に陥ることもあります。
そんなときに、オススメなのが「タイマー」の活用です。
「なんだタイマーか…」
なんて思った人もいるかもしれませんが、意外とそうでもありません。
私は、もともと仕事が速いタイプではありませんので、タイムマネジメントや生産性向上については、かなり勉強し、いろいろな方法を試してきました。
その中で、
①やるべきタスクを明確にする。
②タイマーをかけて、タスクを実行する。
シンプルですが、この2つを実行することが、デスクワークの人の生産性を高めるのに一番効果的な手法ではないかと私は思っています。
タイムマネジメントというと、時間をどのように配分するかが大事のように感じますし、理論的にはそれがもっとも効果的のように思います。
ただ、実際にやってみると、自分の集中力によって、同じ「1時間」でも、体感的にも作業量的にも全くちがうものになります。
「集中力を欠いた3時間」より、「集中した1時間」のほうが仕事が進むということはザラにありますし、ダラダラしているとあっという間に時間が過ぎて、結局何をしていたのか分からないといったこともあると思います。
適切な時間配分をしたつもりでも、上手くいかないことが多いのは、この集中力の高低によって、時間感覚には歪みがあるからだと私は思っています。
だから、人間が行うことについてのタイムマネジメントは、「時間の管理」以上に「集中力の管理」も大切にする必要があります。
やるべきタスクを明確にして、そのタスクにかかる見込み時間をタイマーにセットして実行する。
それが終わったら、また次のタイマーをかけて実行する。
この単純な仕掛けが、意識に分散化を防ぎ、集中力の維持にとても役に立ちます。
ここで大事なのは、細かなタスクやメールチェック、小休止のときも、ちゃんとタイマーをセットすること。
細かいタスクやメールチェック、小休止のときに集中力を欠きやすく、気がつくと結構な時間を使ってしまうということが多いですよね。
仕事中に、ずっと高い集中力をキープすることはできませんので、ときどき気を抜く時間も必要なのですが、この「気を抜いた時間」は、気を抜いているので膨張しやすいという罠が潜んでいます。
だから、タイマーをセットしておけば、ぼんやりしていても時間の経過に気がつき、大事なタスクの実行モードに戻ってくることができます。
タイマーと言えば、「ポモドーロ・テクニック」(25分のタイマーをかけて、5分の休憩を取るという手法)が有名ですが、私はなかなか上手くいきませんでした。
理由としては、例えば30分くらいで終わる仕事をするときに、25分で休憩をとるのは具合が悪いですし、途中で電話対応などが入ったりするので、25分ごとのサイクルがうまくハマらない場合が多く、私は挫折してしまいました…
だから、私にとっては、仕事の内容に合わせて時間を見積もり、その時間に合わせてタイマーをセットする手法が最も良い方法だと思います。
シンプルな方法ですが、これは本当に効果的です。
時間を管理するのではなく、集中力を管理することで、時間を伸ばす。
この考え方が大事だと私は思います。
「時間がない」という問題に対するの最善手が、「時間管理」ではない。
これって、「お金持ちになりたいならお金を追わない」という発想に似ていますね。
思い込みにとらわれず、豊かな人生を歩むためにこれからも真理を追求していきたいと思います。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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