アイ・スマイル社会保険労務士法人
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社会保険労務士の江崎です。

今回は、私達が大切にしている
「誇れる職場に」
というキーワードについて投稿します。

皆さんは
「私の職場は素晴らしい職場だ!!」
って、胸を張って言えますか?

もしこの問いに、「Yes」といえる人は、
職業人生における満足度が高いと思いますが、
実際、「Yes」と言える人はあまり多くないように感じます。

でも本当は誰もが
自分の仕事や組織に誇りを持ちたいのではないでしょうか?

・自分自身に対して
・配偶者や子供、親に対して
・上司、部下に対して
・お客様に対して
・お天道様に対して

胸を張って、
「自分の仕事は素晴らしい。」
って言えたら、気持ちいいですよね。

「誇れる職場」とは、
他人から見て良い職場という事ではなく、
自分の仕事や組織に誇りをもって働いている人が
集まっている場だと私は考えています。

だからこそ、一人一人の「考え方」に
焦点を当てる必要があります。

そして自分の仕事に誇りが持てない人の多くは
下記の基準にとらわれ過ぎているように感じます。

①報酬や業績
②他人からの評価

もちろん私も、会社の業績を良くして、
自分とウチのメンバーの収入を増やしていきたいと思っていますし、
まわりの人から評価されたいって思っています。

でも本当に胸を張りたい事って
他人の評価なのでしょうか?

以前、ある経営者の方が、
食事の席でこんな事を仰っていました。

「僕は社長だから、社内で誰よりも厳しく利益を追求している。
でも最高益を出して涙が出る事なんてないんだよね。
だけどメンバーの成長を見たときに、涙が出る事がある。」

私はこの言葉に感動しました。
これが仕事の本質だと思いました。

会社の利益が増えるとか、
メンバーから感謝されたとか
それがこの涙の理由ではありませんよね。

本当の仕事の喜びは
こういう事だと私は思います。

お客様や社内のメンバーに対して
自分が真摯に向き合ったから、
本当の喜びが返ってくる。

報酬や評価されるためではなく、
「貢献したい」という自分の気持ちが、
仕事に対する誇りに変わっていくのではないでしょうか?

日々の業務に追われる中で、
他者への貢献の気持ちを忘れてしまい
いつの間にか、お客さんや上司に怒られない為の作業になっていたり、
労働時間が単に生活費を稼ぐための拘束時間になっていたりすると、
仕事はどんどんつまらなくなります。

どんな立場の人でも、
「目の前の仕事」や、「目の前の人」に真摯に向き合い、
貢献する事ができます。

そしてよく考えると、自分の行動は
たくさんの人の役に立っているのではないでしょうか?

そんなふうに考え方の焦点を変えてみると
仕事に対する考え方が変わってくるかもしれませんね。

「誇れる職場に」
とても大切なキーワードだと思います。