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今回は「最初が肝心」というお話です。
以前、何かの本で「食事の噛む回数」についてこんなことが書かれていました。
「食事をする時に、30回噛むといい」とよく言われますが、実際にこれを実行するのはなかなか大変です。
毎回30回を数えながら食べていたら、食事中の会話を楽しむ余裕もなくなります…
そこで提案されていたのが、「最初の一口を100回噛む」という方法です。
2口目以降は、噛む回数を意識しなくても、最初に100回噛むことで、自然と噛む回数が増え、習慣化しやすくなるとのこと。
実際に試してみると、確かに効果的で実行しやすい方法だと感じます。
私は噛む回数が少なく、ずっと「消化に良くない」と思っていたので、毎回30回噛む習慣に何度も挑戦しては、挫折してきた課題です。
ですが、この「最初に100回噛む」方法なら習慣化できるかもしれないと思っています。
さて、ここからが本題です。
この話は、「噛む回数」に限らず、さまざまなことに通じる考え方ではないでしょうか?
例えば、私が最初に就いた仕事は、訪問販売の営業職で、かなりのハードワークでした。
この経験のおかげで、「よく働く」ことが習慣になり、その後のキャリアにおいて、特に意識することなく自然と、よく働くようになっていたのだと思います。
そして、これは社会全体にも当てはまるのかもしれません。
最近では、労働時間を短くし集中して仕事に取り組むことで生産性を上げる動きが注目されています。
私も、その効果を実感しており、効果的だと感じています。
ただ、忘れてはならないのは、現在の経済活動を支える世代の多くが、若い頃にハードワークを経験し、それを通じて基礎的な「仕事の量」をこなしてきたという事実です。
その基盤があるからこそ、短時間でも質の高い仕事ができる「量質転化の法則」が成り立っているのかもしれません。
そのように考えると、最初から仕事の量をこなしていない世代の人たちは、長期的なキャリアの中で、不利になる可能性もあると感じています。
もちろん、家族やプライベートを犠牲にする働き方や、労働基準法に違反するような無理な働き方は論外です。
しかし、社会に出たばかりの頃は、知識や経験はなくても、体力と時間が豊富にあります。 その時期に「量」をこなして成長を加速させるほうが、長い目で見て楽に生きられるのではないでしょうか?
「若い頃の苦労は、買ってでもせよ。」
20代~30代の頃は、この言葉にあまりピンときていませんでしたが、40代半ばを迎えた今、その言葉の重みがわかるようになりました。
そして、私はまだまだ挑戦者として、もっと成長したいと考えていますので、「質」にこだわるだけでなく、「量」をこなすアプローチも忘れずにこれからも取り組んでいきたいと思います。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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