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さて、「前回のブログ」はAIについての話でしたが、今回は「デジタルが苦手な人」についての話です。
将来のAIについての話よりも、現在の段階で、デジタルツールに対して苦手意識を持っている人も少なくないのかもしれません。
現在でもどんどん便利なアプリが出てきたり、利用しているソフトに新しい機能が加わったりして、本当に進化が早いと感じます。
デジタルが好きな人は、こういった進化を楽しみながら受け入れていくことができますが、デジタルが苦手な人にとっては、よりデジタルへの苦手意識が高まり、敷居が高くなってしまうのかもしれません。
デジタルツールが必要のない職種の方は、特に問題ありませんが、実際に仕事においてデジタルツールを有効利用したほうがいいのに、「苦手だから使えない」という人は、なかなか仕事で成果を出すのが難しいと感じます。
さて、ここからが本題です。
まず「デジタルツールが苦手な人」と思っている人は、「本当にデジタルが苦手なのか?」という事を考える必要があるように思います。
なぜかというと、アプリなどのデジタルツールの多くは、デジタルが苦手な人でも利用できるように、操作方法がとても簡単になっています。
そのようなツールの操作の難易度は低く、普通に読み書きができる人なら、利用できるものが多く、高齢の方でも使いこなしている人はたくさんいます。
このように考えると、デジタルが得意とか苦手とか、そういう話ではなく、新しい事を覚える事が面倒なだけというケースも多いのではないでしょうか?
同じ仕事を続けていると、過去の経験によってある程度の仕事はこなすことができたり、別の誰かに仕事を振ってしまったりすることができたりします。
だから、新しい事を覚えなくても何とかなってしまう。
私は、ここに人生の罠が潜んでいると思います。
実際、私も自分の知らないことや不慣れなことに直面すると、避けたくなってしまう事が結構あります。
しかし、この変化の激しい時代において、新しいことを面倒くさがって避けると、どんどん人生が難しくなってしまうことを自分に言い聞かせ、面倒くさい気持ちに立ち向かうようにしています。
逆に言えば、「デジタルが苦手」というのは、才能とか向き不向きの問題ではなく、慣れ・不慣れの問題である可能性が高いというこということ。
ですから、しっかりと向き合い、慣れるまでやり続ければ、どんな人でも克服できるということですね。
一番の大敵は、「新しい事を面倒くさい思ってしまう心」だということを自覚し、しっかりとそれに向き合っていこうと思います。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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