いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページ&ブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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さて、今週のテーマは「計画」についてです。
計画という言葉に抵抗を示す方も結構いると思いますが、
実際、計画を立てても、なかなかその通りには進まないことも多いです。
特に、1年後、3年後、5年後と、期間が長くなればなるほど、最初に立てた計画どおりに進むことの方が少ないと思います。
そうなると、
「どうせ計画どおりにならないのであれば、そもそも計画を立てる意味があるのだろうか?」
そんなふうに思っている人も多いのではないでしょうか?
私自身も、以前はそんなふうに感じていました。
でも、実際に豊かで充実した人生を送っている人は、ちゃんと計画を立てている人が多いです。
ずっとその理由がわからなかったのですが、
ずいぶん前に、スティーブン・R・コヴィー氏の
『7つの習慣 ファミリー』を読んだときに、ようやくその理由がわかりました。
それは、この本で紹介されている「フライトプラン」の話に書かれています。
飛行機は、目的地を決め、そこに向かうためのフライトプラン(運航計画)を立てて出発します。
途中の航路や、どのくらいの時間でそこを通過するのかも計画されています。
でも、実際の飛行では、風や天候など、さまざまな影響を受けます。
そのため、飛行中は予定していた航路から外れることも多く、最初に立てたフライトプラン通りに進んでいる時間の方が少ないそうです。
ほとんどプランどおりに進まないのであれば、
そもそも、フライトプランなんていらないのではないか?
一見、そのように思えますが、
実際には、そのフライトプランを基準に何度も軌道修正することで、飛行機は最終的に目的地へ、しかも多くの場合ほぼ予定どおりの時間に到着できるそうです。
「どこへ向かうのか」
という目的地と、そこへ向かうためのフライトプランのおかげで、
今、自分が予定より進んでいるのか。
遅れているのか。
どちらに修正すればいいのか。
基準があるからこそ、コースから外れるたびに軌道修正することができます。
この話を知った時、
「計画って、そういうものなのか」
と、とても納得しました。
計画とは、未来を正確に予測するためのものではないのですね。
計画どおりに進めること自体が目的でもありません。
目的地に向かい続けるための、道しるべなのだと思います。
これは人生でも、仕事でも同じだと思います。
どんな人生を歩みたいのか。
どんな仕事をしたいのか。
家族とどんな時間を過ごしたいのか。
会社をどんな組織にしたいのか。
まず、目指す方向を決める。
そして、そこに向かうために、一旦計画を立ててみる。
もちろん、その通りには進みません。
思ってもいなかった出来事が起きます。
環境も変わります。
自分自身の考え方が変わることもあります。
そうなれば、計画を変えればいいのだと思います。
大切なのは、最初に立てた計画を守り続けることではなく、
「何のために、どこへ向かっているのか」
を見失わないことです。
目的地さえ分かっていれば、少しくらいコースから外れても、また戻ることができます。
一方で、
「どうせ計画どおりにならないから」
と、最初から何も決めなければ、今どこにいるのかも分かりにくくなります。
進んでいるのか。
遠ざかっているのか。
何を修正した方がいいのか。
その判断をする基準がありません。
だから、あらゆる場面において判断が難しくなり、
人生そのものが難しくなります。
もちろん、自分一人の人生だけを考え、
責任を負わずに生きるのであれば、
計画がなくても、なんとかなることも多いです。
でも、自分だけでなく、周りの人と共に豊かな人生を歩むためには、やはり目的地と計画は、とても重要になってくると思います。
自分たちは、どこへ向かうのか。
そのために、今はどこまで進みたいのか。
一旦決めてみる。
そして、ずれたら修正する。
またずれたら、もう一度修正する。
それでいいのだと思います。
そもそも計画どおりに進まないことを前提にして、何度も軌道修正していく。
それが、計画との正しい付き合い方なのかもしれません。
計画どおりに進まないことは、計画が失敗したということではありません。
計画があるからこそ、
「今、少しずれているな」
と気づくことができます。
そう考えると、
計画どおりに進まないからこそ、計画が必要なのかもしれません。
私自身も、未来を完璧に予測するためではなく、自分が大切にしたい方向へ何度でも戻るために、計画を持っていたいと思います。
一番大切なのは、目的地。
そして、その目的地に向かうための計画。
計画は変わってもいい。
何度コースから外れてもいい。
ただ、
「自分はどこへ向かっているのか」
そこだけは見失わないようにしたいと思います。
『7つの習慣 ファミリー』のフライトプランの話から、改めてそんなことを感じました。
今回の気付きが、皆さんの目標や計画との向き合い方を考える、小さなヒントになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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