いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページ&ブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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さて、今回のテーマは「組織における役割」です。
最近、ある研修で自分の過去を振り返る機会があり、
私自身の営業マン時代のことを思い出しました。
以前にも、少しお話したことがあるかもしれませんが、
私のキャリアのスタートは訪問販売の営業でした。
その会社は、とにかく厳しい会社でしたが、
今振り返っても、本当にすごい組織でした。
少数精鋭で、圧倒的な営業力。
その最強チームであっても、
単月で考えれば、たまには調子が悪い月もあり、
その時は、私も含めて全員の数字が上がらず、
かなりの苦戦ムードになった時がありました。
社長は、妥協なく結果にこだわる方なので、
恐ろしく厳しい言葉が連日飛び交います。
そして、私も会社のピンチを打破したいと必死ではありましたが、
なぜかその時は成果がでませんでした…
そんな時、成果を出せない自分自身に不甲斐なさを感じつつも、
一方では、こんな気持ちもありました。
「そんなに大変なら、社長も一緒に営業に出ればいいのに…」
社長は現役時代、怪物級のスーパー営業マンと聞いていましたので、
「社長が一緒に現場に出てくれたら、数字は上がるだろうな。」
そんなことを思っていると、
その心を読んだ社長が、こう言いました。
「お前、俺が営業に出ればいいと思ってるだろ。」
さすが、閻魔大王なみの洞察力です…(笑)
苦笑いをしながら、
「そうですね」と答えると、社長はこう続けました。
「お前、俺がデスクでふんぞり返っとるだけだと思っとるやろ?
たしかに、俺が営業に出れば、数字が上がるかもしれん。
でも、俺には俺のステージでの戦いがある。
そして、それは楽な戦いじゃねぇ。
俺は俺のステージで全力を尽くしとる。
だから、お前もお前のステージで踏ん張れ!!」
私は、その言葉を聞いた時、心が震えました。
その時の私は、目の前の苦しい状況を、
社長の力で何とかしてもらいたいと思っていただけだったのだと思います。
社長が裏で何を考え、
どんなプレッシャーを抱え、どんな戦いをしていたのか。
当時の私には、見えていませんでした。
でも今、自分自身が組織づくりに関わる立場になって、
あの言葉を噛みしめることが多いです。
組織には、それぞれの立場があります。
メンバーそれぞれに、
それぞれの立場や経験に応じた役割があります。
それでも、中には、私が直接対応したほうが速いし、
直接助けたいと思う場面もあったりします。
ただ、私には私がやるべきことがたくさんあり、
それを蔑ろにすべきではありません。
言葉にすると簡単ですが、
その姿勢を貫くのはなかなか難しく、
実際に迷いが出る場面は少なくありません。
そんな時に、社長のあの言葉をいつも思い出します。
「俺には俺のステージでの戦いがある」
お互いがそれぞれのステージを信じて、
自分の役割を果たせる組織こそ、
理想の組織であり、私たちの目指す姿だと強く感じます。
そして、この考え方を私の中に残してくれた社長に、今でも感謝しています。
今回の気付きが、皆さんの組織づくりやチームづくりを考える、
小さなヒントになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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