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いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。

気がつけば、もう9月ですね。
今回は、仕事に対するスタンスのお話です。

一生懸命に仕事をする人もいれば、
「どうせ給料も変わらないから…」と言って、適度に手を抜く人もいると思います。

適度に手を抜く人のほうが、楽なように思えますし、余裕があってカッコいいように感じる人も少なくないのかもしれません。

でも、実は「一生懸命仕事をするほうが楽」だと私は感じています。

適度に手を抜く事は、実はあまり楽ではありません。
「適度」というバランスを取り続けるのは難しい。

例えるなら、自転車を低速運転し続けるような感じでしょうか?
ペダルも重い上に、バランスがとれずにフラフラしてしまう。

この状態では、成果を作るのも難しいので、モチベーションのキープも楽ではありません。
結果として、仕事に喜びを感じられず、仕事がつまらなくなるのではないでしょうか?

実際、大企業、中小企業にかかわらず、仕事を適当にやっている人のほうが、苦しそうに働いている人が多いように感じます。

ずいぶん前の話になりますが、
私は二十歳前後くらいの時期に、石田衣良さんの小説をたくさん読んでいて、その中で、ずっと心に残っているセリフがあります。

組織なんて鉄棒といっしょさ。ぶらさがってりゃ、苦しくてたまらない。
でも、一度踏ん張って、鉄棒をまたいじまえば、あとは座ってるだけでいい。

もちろん、組織の上にいけば、座ってるだけでいいわけではありません。
でも、ぶら下がっている人が苦しいのは間違いありません。

私は、社会に出たばかりの頃からこの言葉をすごく意識していて、
「組織にぶら下がる人になっては、いけない」とずっと思っていました。

そして、現在もこの考え方は、とても大事だと感じます。

例えば、子供の人生を考える時に、
「一生懸命勉強して、いい大学を出て、一流企業に入ったほうがいい。」
と考える人は多いです。

もちろん、一生懸命勉強することは良いことですし、
多くの企業から選ばれる人材になる事は、とても良いことです。

ただ「一流企業にぶら下がれば、安心」
という価値観にならないように注意が必要だと私は思います。

「大企業病」という言葉があるように、規模の大きい組織のほうが、ぶら下がり社員が多く、そういった人達の影響を受けやすいので、自分がぶら下がり社員になってしまう可能性もあります。

どの組織に属しても、ぶら下がる人は苦しいですし、豊かな人生を歩めません。
逆にどの組織に属していても、「鉄棒の逆上がり」のように一度グッと踏み込んで、組織を良くする側に回れば、状況は一変します。

結局のところ、一生懸命頑張ったほうが楽なのだと、私は思っています。

そして、子供達にも
「良い会社に入る為に一生懸命勉強する」のではなく、
「みんなを良い方向に導ける人間になる為に、一生懸命勉強する」

こういった価値観になるように、教えていきたいですね。

この記事を書きながら、最近、ビジネス書とか専門書ばかりで、小説を読んでいないことに気が付きました。

ちゃんと時間をつくって、小説も楽しみたいと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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