いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。

気がつけば、3月も中旬ですね。
バーベキューやキャンプを楽しめる時期になり、休日が忙しくなりそうです(笑)

さて、今回は「優柔不断」についてのお話です。

私は昔から、自分の事を優柔不断な性格だと思っていましたし、
物事を決める事ができずに先送りにする事が多かったです。

でも、実は優柔不断は治すことができます。
実際、現在の私を優柔不断だと思っている人は、ほとんどいないと思います。

かつての自分自身がそうだったので、
特にそう思うのかもしれませんが、
優柔不断な人は、判断や相談に時間がかかりますし、
迷いながら仕事をする事が多いので、生産性が低い人が多いと感じます。

また、優柔不断な人が、無理やり決断をしようとすると、
逆に「勢い」だけで決めてしまい、裏目に出てしまう事も結構あるのではないでしょうか?

当時の私は、優柔不断は「性格」の問題だと思っていましたが、
今は、「性格」の問題ではなく、下記の2点が原因だと考えています。

①目的が曖昧であったり、目的を理解できていない。
②判断するための知識や情報がない。

例えば、
「私の好きそうなお弁当を買ってきて」
と言われると、迷いますよね?

でも、「ローソンのチキン南蛮弁当を買ってきて」と言われれば
迷わず買えると思います。

上記の違いは、
性格や決断力の差ではありませんよね?
ちゃんと、やるべき事がを明確になっていれば迷わないというだけの話です。

優柔不断で、いつも買い物で迷う人でも、
本当に欲しい物が決まっている時は、迷わず買い物ができるのではないでしょうか?

だから、優柔不断になるのは性格の問題ではなく、
目的を意識していない事による、判断基準の欠如が原因と私は考えています。

ここからは、仕事に置き換えて考えてみます。

単純作業を指示されるだけの時期は、誰でも迷わず仕事ができるのですが、
責任のある仕事を任されるようになると、判断する場面が増えてきます。

ここで決断力がある人と、優柔不断な人の仕事の結果に大きな差がつくように思います。
そして、この結果の差を生み出すのは、判断基準の差だと私は考えています。

例えば、
仕事の目的を「お客様への貢献である」と強く捉えている人は、
常に、「お客様に貢献できるか?」を基準にして判断をすることができます。

お客様への貢献に繋がる事に時間をかけたり、こだわりを発揮し、
逆にそれ以外の作業は、サッと終わらすなどの緩急をつける事ができます。

「どうでもいい事」をどうでもいいと判断ができると、そこで迷う必要がなくなります。

しかし、目的を理解せず、目の前に発生した仕事を「点」でとらえて
その都度「正解は何か?」を考えている人は、
判断基準がないので、明確な意思決定ができず、
モヤモヤと迷いながら仕事をすることになるので、生産性を上げにくくなります。

それと、やはり判断するための前提になる知識や情報が不足している場合は、判断の精度が下がるので迷いが生じます。だから日頃から知識を深めたり、適切に情報収集をする為の方法を身につける必要があります。

だから、優柔不断を性格の問題だと捉えず

「常に目的を考える事」
「知識と情報を集める事」

この2つを習慣化できれば、優柔不断は治せると考えています。

「でも、それって大変ですよね…」
って思う人も少なくないかもしれません。

今回の事に限らず、
「習慣化」は面倒で大変という部分もあると思います。

だけど、優柔不断でずっと迷いながら生きていくのは、もっと大変だと思います。
それに比べれば「習慣化」の大変さは、ずっと小さいと自分に言い聞かせ、
チャレンジし続けるといいのではないでしょうか?

学びを継続し、生き方の改善をやり続けるのは、
大変だと思われがちなのですが、実はもっとも楽な生き方なのかもしれません。
だから一歩一歩、日々精進していきたいですね。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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Twitter:https://twitter.com/aismile_esaki
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