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さて、今週のテーマは「デメリットと、そこから生まれる強み」についてです。
先日、利き目や視覚に関する研究を紹介した記事を読みました。
その記事の中に、片方の目が悪い場合、距離感や立体感に影響が出ることがあるということが書かれていました。
それを読んで、そのとおりだなぁと思いました。
実は私は、幼少期から左目の視力が0.03ほどしかありません。
そのため、ほとんど右目だけに頼って生きてきました。
だから、子どもの頃は、ボールを捕るのが苦手でしたし、
空間把握能力も弱く、工作も得意ではありませんでした。
今でも方向音痴ですし、この記事に書かれているデメリットは、そのとおりだと感じます。
一方で、不足する情報を補うために脳が適応していく可能性についても触れられていました。
具体的には、
「確認する」
「予測する」
といった能力が発達することがあるそうです。
それを読んだ時、私はこれにも納得しました。
慎重に確認すること。
先を予測して動くこと。
私はこの傾向が強いですし、
仕事でも人生でも、この二つの資質のおかげでうまくいくことが多いと感じています。
これは、生まれ持った性格的要因だと思っていましたが、
実は、左目が悪かったことによって身についた能力なのかもしれません。
見えない部分があるから確認する。
距離感が分かりにくいから予測する。
そうやって何十年も生きてきた結果として、
今の自分の仕事のスタイルが出来上がったのだとしたら、
これはとてもおもしろいことですね。
左目が悪いことで、不便もありますし、失ったものもあったと思います。
でも、そのデメリットを補おうとした結果として、
今の自分の強みが育ったのだとしたら、
人生全体を通して、実はメリットのほうが明らかに多いです。
人生はなかなか不思議なものです。
これは組織づくりにも通じるように思います。
私たちはつい、自分やメンバーの弱みに目を向けてしまいます。
そして、その弱みをなくそうとします。
もちろん改善は大切です。
ただ、その弱みがあったからこそ育った強みもあるのかもしれません。
そう考えると、人を見る目も少し変わってきます。
デメリットをなくすことだけを考えるのではなく、
そのデメリットがどんな強みを生み出しているのか。
そんな視点も大切にしたいと思いました。
今回の記事を読みながら、そんなことを考えました。
今週の気付きが、皆さん自身の強みや弱みを見つめ直す、小さなきっかけになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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