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さて、今週のテーマは「責任」についてです。
「責任者の反対は何ですか?」
と聞かれたら、皆さんは何と答えるでしょうか。
私は以前は、
「無責任な人」だと思っていました。
でも、ある研修の中で、
「責任者の反対は、被害者である」
と教えてもらったことがあります。
この言葉は、今でもかなり印象に残っています。
最初に聞いた時は、
「どういうことだろう?」
と思いました。
でも、考えてみると、確かにそうかもしれません。
何か問題が起きた時に、
「あの人のせいだ」
「会社が悪い」
「環境が悪い」
と考えていると、自分はどんどん「被害を受けた側」になっていきます。
もちろん、自分ではどうすることもできない状況もありますので、
すべての出来事について、
「自分が悪い」
と考える必要はないと思います。
ただ、原因や責任をすべて自分以外に求めていると、
自分の中に反省点や課題を見つけることができません。
一方で、
「この状況の中で、自分にできることは何だろう」
と考えると、少し景色が変わります。
相手を変えることはできなくても、自分の行動は変えられる。
環境をすぐに変えることはできなくても、自分の関わり方は変えられる。
そこから、次の一手を考えることができます。
私は、この考え方を知ってから、
「自分が源である」
という言葉を大切にするようになりました。
何かがうまくいかなかった時に、
「自分に原因はなかっただろうか」
「自分にできたことはなかっただろうか」
と考えてみる。
もちろん、私もうまくいかない時に、
人のせいにしたくなることもあります…(笑)
「いや、これはさすがに自分のせいではないだろう」
と思うこともあります。
でも、そこで終わってしまうと、結局、自分では何も変えられません。
だから、そういう状況でも、
「じゃあ、自分にできることは何だろう」
と考えるようにしています。
これは、仕事でもプライベートでも、同じだと思います。
思うような結果が出ない。
人間関係がうまくいかない。
予定どおりに進まない。
そんな時に、原因をすべて周りに求めてしまうと、
自分の行動を変える必要がなくなります。
逆に言えば、自分の中に改善できるものがあると考えられれば、
自分にできることは、たくさん見えてきます。
私は、責任を持つというのは、
「全部自分が悪いと思うこと」
ではないと思っています。
そうではなく、
結果を良くするために、自分にできることを引き受けること。
それが、責任を持つということなのかもしれません。
そして、この考え方は、結局は自分自身を一番楽にしてくれるようにも感じます。
誰かが変わってくれるまで待つ。
環境が良くなるまで待つ。
会社が何とかしてくれるまで待つ。
それでは、自分の人生を周りに預けることになります。
そうではなく、
「今の状況で、自分に何ができるか」
と考えれば、少なくとも自分から一歩動くことができます。
責任を引き受けるというと、少し重たい言葉に聞こえます。
でも実際には、
自分で選べるものを、自分で選ぶ。
ということなのかもしれません。
私自身も、
「今、自分にできることは何だろう」
と、自分に問い直していきたいと思います。
何かがうまくいかない時に、
まわりの環境や人のせいにしているだけでは、
なかなか状況は変わりません。
被害者意識で「責任逃れ」をしている時、
実は一番損をしているのは、自分自身なのかもしれません。
私自身も、そんな状態になっていないか。
いつでも気付ける自分で在りたいと思います。
今回の気付きが、仕事や日々の課題との向き合い方を考える、小さなヒントになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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