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さて、今回のテーマは、「信じる心」についてです。

少し前に、こんな本を読みました。

「全員カモ 」
~ズルいがはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法~

なかなか過激なタイトルですね…(笑)

私は、基本的に人を信じやすいタイプなのですが、基本的に人を疑うタイプに比べてかなりメリットが多いので、「人を信じやすい」という性質は悪い事ではないと思っています。

そして、自分自身が、誠実な人間でありたいと強く願うようになると、
自然と誠実な人とのお付き合いが増えてくるようになりますので、より人を信じやすくなってくるように思います。

とはいえ、現実問題として、ずるい人は存在しますし、あらゆるビジネスにおいても心理誘導のテクニックが組み込まれていますので、人を信じやすいタイプの人は、これらの心理的誘導に特に気をつけなくてはいけないとも思います。

そして、この本に書かれているように、どんな頭の良い人でも、やっぱり騙されるときは騙されるということを覚えておく必要があると感じます。

逆に、騙されたくないという気持ちが強い人は、その気持ちを逆手にとられて誘導されることもありますし、警戒が強すぎて、騙されるデメリット以上にチャンスを逃している可能性もあります。

だから「誰でも、たまには何かに騙される」と思って、多少の損失は織り込んで、それでも基本的に人を信じるという姿勢をもっていたほうが、よい人生を歩めると思います。

さて、ここからが本題です。

「人を信じる」という基本的姿勢を貫きつつ、騙されるリスクをなるべく減らすためには、やはり本書のような本から、「心理誘導の手口」や「認知バイアス」などを知っておくというのは、とても有効だと感じます。

以前のブログでも書きましたが、
「影響力の武器」を知る人は、「影響力の武器」の影響を受けにくくなりますし、騙しの手口を知る人は、その手口に気づける可能性が高まります。

そういう意味で、今回ご紹介した「全員カモ」「影響力の武器」のような本を定期的に読みなおすことは、無条件な人を信じてしまうことを戒め、騙されるリスクを減らすことができると私は思います。
(それでも何かに騙されるわけですが…)

ただ、こういった本を読みすぎると、
警戒心が強くなりすぎ、すべての人を疑いたくなったり、あらゆるサービスの中に罠があるような気持ちになってしまう恐れがあります。

この心理状態では、なかなか幸せにはなれません…
だから、このバランス感覚がすごく重要です。

①基本的に「人を信じる」というスタンスを崩さない
②ただし、ずるい人はたくさん存在するという現実を受け入れ、対策を学ぶ。
③それでも騙される時は騙されると考え、一定の損失は覚悟する

こんな気持ちで、「ズルい人」がはびこる世界と向き合っていこうと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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