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さて、今回のテーマは「継続」です。

私は人生の良し悪しは「習慣」で決まると考えており、その習慣化の土台になる継続力が人生の鍵だと思っています。

「やり続けること」の大切さが書かれた本はたくさんありますし、どんなジャンルであれ成功する人は、成功するまでやり続けた人であることは間違いありません。

だから、「やり続ける力」は絶対に必要な力です。

でも、どれだけやり続けても成果が出ず、ずっとやり続けてる人が大勢いるのも事実だと思います。

では、やり続けることでうまくいく人と、やり続けてもうまくいかない人の違いは何でしょうか?

それは、うまくいくやり方をやり続けている人と、うまくいかないやり方をやり続けている人の違いだと私は思っています。

実は「成功の秘訣はやり続けること」というのは省略された言葉であり、
本当の成功の秘訣は「うまくいくやり方をやり続けること」だと私は思います。

しかし、この省略された部分を見落として
「やり続ければ、いつかうまくいく」ということを信じて、
不毛な努力を重ね、多くの時間を使ってしまう人も少なくないように思います。

例えば、仕事においてもプライベートにおいても人間関係の質が、結果に大きく影響します。

だから、その人間関係の質を良くするために、コミュニケーションスキルを学ぶことは、すごく効果的です。

ただ、コミュニケーションスキルというものは絶対的な正解がなく、
成果も曖昧ですし、講師やコンテンツの良し悪しの判断も難しいので、
「効果的な学び」と「成果の出ない学び」の区別がつきません。

だから、「成果の出ない学び」であっても、勉強の時には効果が出そうに感じたり、成長している気がするので、
「学び続ければ、いずれうまくいく」という気持ちになったりします。

その結果、成果の出ない勉強をやり続けるという罠に陥る可能性があります。

この「罠」に気がつくためには、結果にフォーカスすることが大事だと私は思います。

何年もコミュニケーションスキルを学び続けているのに、まわりの人との関係が良くなっていないのであれば、
「成果の出ない学び」と考える必要があるのかもしれません。

もし「効果的な学び」をしていれば、実際に人間関係が少しずつ良くなりますし、そうでなければ学ぶ意味がありません。

だから「学び続けている」ということに安心するのではなく、常に成果が出ているかを考える必要があると私は考えます。

さて、ここからが本題です。

例に挙げた、コミュニーケーションスキルの話に限らず、
うまくいく人は、うまくいくやり方をやり続けます。
うまくいかない人は、うまくいかないやり方をやり続けます。

ここが大事なポイントなのですが、
うまくいく人も、最初からうまくいくやり方からスタートするわけではありません。

実践と改善を繰り返すうちに、うまくいくやり方にたどり着くわけです。

自分で気付く場合もあれば、すでに結果を出している人に教わることもあると思いますが、
とにかく良い方法にたどり着くまで、トライ&エラーを繰り返し改善を継続していきます。

これを言葉で言うのは簡単ですが、実際に何度もいろいろなやり方を試したり、その効果を考えたりするのは、とても煩わしく大変です。

でも、これを「やり続ける」から、うまくいくわけです。

逆に、うまくいかない人は、この煩わしさを避けて、同じことを繰り返します。
「やり続ける」という大義名分をもって、思考停止の状態を正当化してしまいます。

やはり、人間は易きに流れますので、ここを注意していないと、
「やり続ける」を言い訳に使ってしまうことになりますので、気をつけたいですね。

私も、「やり続けるの罠」に気をつけて、効果的にやり続けていこうと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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