いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
《※ブログ更新のお知らせを、TwitterInstagramにてお届けしています。よろしければフォローをお願いします!!

皆さんは、非常時の保存食の賞味期限チェックはしっかりしていますでしょうか?

我が家では、保存食の入れ替えの時期の為、
最近、保存食が食卓に並べられる場面が結構あります。

最近の保存食は本当に美味しいです。
子供達も大喜びで食べるので、あっという間に完食してしまいます。
技術の進歩って本当に凄いなーと感心します。

そんな中で、先日は昔懐かしいの「カンパン」の賞味期限が近づいてきたので、家族みんなでカンパンを食べる事にしました。

最初、子供たちは興味津々で手を伸ばしたのですが、少し食べると、
「なんか前に、食べた保存食のほうが、美味しかったね…」と言い始め、
食べるペースが遅くなってしまいました。

そして、ほとんどカンパンは減らないまま、子供達が「ご馳走様」と言いました。

その光景を見ながら、やっぱり最近の美味しい保存食のほうがいいよなーと思ったのですが、
改めて、「良い保存食とは何か?」ということを考えてみました。

保存食は、災害等で食料を手に入れる事ができなくなったときに、ライフラインが復旧するまで生き延びる為の大切な食料です。

美味しさはもちろん大事ですが、緊急事態において「美味しさ」の優先順位はあまり高くありません。

むしろ、あっという間に完食してしまうような「美味しさ」は食料の減りをはやめるので、緊急事態においてはデメリットになる可能性もあります。

そのように考えると、食べるペースが遅くなる「昔ながらのカンパン」のほうが、保存食として役に立つのかもしれません。

さて、ここからが本題です。

私たちが仕事をしていく上でも、役割や局面によって求められる能力や資質は変わってきます。

例えば、社労士であれば労働関連法の知識は重要です。

でも、実際に顧客から求められるのは、学術的な深い知識より、
実践的な対応策や過去の事例だったりすることは多いです。

カンパンや、法律知識の話はわかりやすいですが、
多くの人が顧客や上司から求められる能力は、もう少し複雑で曖昧です。

だから、「顧客や上司から求められる優秀さ」と「自分が思っている優秀さ」にギャップができてしまうことは少なくありません。

このようなギャップができないようにするために、「相手が何を求めているか?」を常に考えていく必要があると私は思います。

コミュニケーション力や柔軟性、問題解決能力など、求められるスキルは実に多岐にわたります。
その中でも、カンパンのような一見地味な能力が、役に立つことって結構多いです。

だからこそ、特別な才能や能力をもとめるよりも、相手の役に立つために何ができるかを考えるほうが近道なのかもしれません。

相手が何を求めているのかを把握し、バランス感覚をもって、その要望にに応えられる事が大切ですね。

私も、日々の成長が独りよがりにならないように、気をつけて前進していきます。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
メール:office@ais8.jp
Twitter:https://twitter.com/aismile_esaki
Instagram:https://www.instagram.com/tomoyaesaki/