いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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さて、もう2月中盤ですね。
今回は、社労士試験の勉強についてのお話です。

以前のブログ、「勉強のメリットを考える」でも書きましたが、大人になってからの勉強は、メリットが多いのでぜひ頑張ってほしいと思っています。

8月の試験まで、まだ半年以上ありますので、この時期に計画や戦略を見直し、直前期に迷わず突き進める学習計画や勉強習慣をつくっておく事はとても重要です。

実際に、勉強を進めていきますと、試験が近づいて来た時に、これまでの勉強方法に迷いが出たり、後悔したりする事って少なくないと思います。

そういった状態にならないように、「勉強法」に関する本とか、合格体験記などを読んだりして、自分にあった勉強方法と計画を立てる事は、とても効果的だと思います。

まずは、大まかに合格レベルってどんな感じなのかをイメージして、試験日までにそのレベルに辿り着けそうな計画になっていなければ、現在のペースを見直す必要があるのかもしれません。

初学者はこの辺りがイメージしにくいので、とりあえず平均学習時間などの意識をしてみるといいと思います。

当たり前の事に聞こえるかもしれませんが、試験に合格する為には、「勉強の質」✕「勉強の量」が合格水準に達している必要があります。

勉強の質が低い人は、勉強時間を増やさないと合格水準に辿りつけません。ただ、現実問題として仕事をしながら勉強をしている人は、勉強時間を増やす事が難しいので、「勉強の質」を高める努力が必要ですし、それは、正しい努力だと思います。

ただ、その前に考えてほしいのが、やはり「勉強の量」についてです。

「質量転化の法則」にあるように、質を高める為には、「量」が必要になってきます。
だから、まず必要な「勉強の量」を確保できるかを考えるとよいと思います。

さて、ここからが本題です。

勉強の質を高める努力は、とても大事なのですが、ここにも罠が潜んでいます。

私も、勉強法や資格取得に関する本を大量に読み、自分に合う勉強法を模索してきましたが、どの勉強本にも説得力があり、効果的な手法が書かれていますので、とても参考になります。

ただ、このような本を読んでいると、なんとなく勉強の質が高まった気になったり、少ない勉強時間でも合格できそうだという錯覚に陥ってしまい、点が伸びない時に、勉強量が足りないと考えるよりも、勉強方法が良くないかもしれないという思考になりやすかったりします。

しかし、難易度の高い試験であれば、どれだけ効果的な勉強法であっても、絶対に勉強量が必要になってきます。だから、まずは勉強量をこなす覚悟と習慣をつくる事が一番大切だと私は思っています。

勉強する時間については、それぞれの生活パターンがありますので、人それぞれだとは思います。
ただ、仕事が終わってから勉強する場合、仕事の終わる時間によって、勉強時間が変わってしまうので、場合によっては、勉強しない日があったして、なかなか習慣化が難しいように思います。

そして、休日にまとめて長時間勉強しても、結局、集中している時間はそれほど長くなかったりします。
だから、私の場合は平日も休日も、毎日2時間勉強するという事を目標にしていました。

毎日2時間というと、大変そうに感じますが、細切れにして生活の中に組み込んでしまえば、それほど難しくないと思います。

・毎朝少し早く起きて、1時間勉強する。
・朝の通勤時間に20分勉強する。
・昼休憩に20分勉強する。
・夜の通勤時間に20分勉強する。

このパターンで生活すれば、
通勤時間と昼休憩は、毎日発生しますので、その時間は自動的に確保できます。
だから、意識する必要があるのは、朝の1時間だけなので、それほど日常生活を圧迫することはありません。

そして、休日も朝2時間勉強するだけなら、普通に休日に遊びに行く事もできます。

やっぱり、休日を勉強で潰してしまっていると、気持ちのリフレッシュができず、だんだん勉強がつらくなりますからね…
(もちろん、試験直前期は休日返上で頑張る必要はあります。)

重要なのは、できるだけ早い時期に、こういった習慣づくりをしてしまう事。
やっぱり私も、最初は勉強が辛かったですし、なかなか習慣化できず、できたりできなかったりを繰り返しながら、徐々に習慣になっていった感じです。

だけど、習慣化してしまえば、勉強する事が辛いとかイヤとか、そういう気持ちはなくなります。

だから、勉強習慣が身につくのが早ければ早いほど、苦労せず自然と勉強時間の確保ができますので、特にこの時期は、学習内容以上に習慣を身につけることが最重要課題だと私は思います。

さて、ちょっと話が長くなりましたので、質の高い勉強方法については、次回に続きます。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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