アイ・スマイル社会保険労務士法人のホームページ&ブログページをご覧頂きましてありがとうございます。社会保険労務士の江崎です。
今年も残り2ヶ月を切りましたね。本当に時間が経つのは、はやいと感じます。
さて今回は、「あえて理想を言葉にする」というテーマについて投稿します。
私は日頃から、顧問先企業の経営者にも従業員にも幸せになってほしいと心から思っています。そして当然、私の家族や職場の仲間をはじめとして、私の周りにいる人に幸せになってほしいと心から思っていると断言できます。
今では、こういった事を当たり前に考え、それを言葉にする事ができますが、昔の私は、「綺麗事を言いたくない」といった気持ちがあり、なかなか言葉にする事ができませんでした。
日本人の国民性もあるのかもしれませんが、こういった言葉を口にする事に対して、抵抗のある人は少なくないと思います。
そして綺麗事を言う人に対して、疑いの目や醒めた目で見てしまう事もあると思います。
私自身も綺麗事を言う人で行動が伴わない人を見ると、とても残念に感じますし、「こういう人になりたくない」って思ったりします。
誰だってそんな風に思われたくありませんので、安易に綺麗事を言いたくないですし、叶わない理想を口にしたくないという気持ちもよく分かります。
そんな気持ちから、わざと「捻くれた発言」や「冷めた言葉」を言ってしまう事もあると思います。でも、そういう時に、心に何か引っ掛かるものを感じる事ってないでしょうか?
この「心に何か引っ掛かるもの」が、人間のパワーを奪っているのではないかと私は思っています。
実際、理想を素直に言葉にして、それに向かって邁進している人は、活き活きしている人が多いと感じます。そういう人と一緒にいると、こちらまでワクワクしてくるし、楽しい気持ちになります。
私自身も、「あえて理想を言葉にして、それに向かって行動をする」と決めてから、すごくパワーが湧いてくる感覚がありますし、とても気分良く生きられるようになりました。
理想を言葉にして、それに向かって行動するほうが、「心に何か引っ掛かるもの」にパワーを奪われ続けて生きるよりも、楽なのではないかとさえ思います。
もちろん私も、常に理想通りの行動をとれるわけではありません。 顧客の期待にうまく応えられない事もありますし、プライベートでも大切な家族に怒りをぶつけてしまう事もあります。
でも日頃から理想を言葉にしているからこそ、うまくいかない時に簡単に諦めず、真剣に打開策を考える事ができるのだと思います。
単純に考えても、「どうやって現状から逃げるか?」という思考パターンの人よりも 「どうやって理想に近づけるか?」という思考パターンの人の方がうまくいく可能性が高いと思います。
だからこそ、「理想を言葉にして、それに向かって行動する」という事が大切だと思っています。理想通りの完璧な行動がとれなかったとしても、理想に向かって行動し続ける自分を承認していくことが大事だと考えています。
とは言え、理想を言葉にする時の相手は選んだほうがいいのかもしれません。やはり理想を言葉にする事に抵抗を持つ人のほうが多いですから、 「それは理想論だよね。」とか「考えが甘いね。」とか否定的な意見をもらったり、茶化されたりする事もあると思います。
だから、ちゃんと共感して背中を押してくれる相手を選ぶ必要があるのかもしれません。やはり理想に向かって邁進している人は、他人の夢や理想を馬鹿にしないし、茶化すこともありませんので、まずはそういう相手を選ぶといいと思います。そしてそういう人達が、自分の周りに増えてくると、仕事もプライベートもより楽しいものになってくるのではないでしょうか?
私も、「あえて理想を言葉にする」と決めてから、素晴らしい人との出会いが増えました。そして今では、安心して理想を言葉にできる仲間に囲まれていると感じる事ができています。本当にありがたい事ですね。
勇気をもって、「あえて理想を言葉にする。」
大切な考え方だと思います。
私は一個人の立場でも、社労士としての立場でも、理想に向かって行動する人の背中を押し続けられる人で在りたいと思っています。