【社労士ブログ】気づきを書き留める

いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人（愛知県名古屋市）のホームページ＆ブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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さて、今回のテーマは「メモ」についてです。
私は、気がつけばもう4年ほど、毎週ブログを書き続けています。

これだけ続けていると、
「ブログのネタって、なくなりませんか？」
という質問をよく聞かれます。

正直に言うと、ブログを始めた当初は、私自身も同じ不安を感じていました。

「そのうち、書くことがなくなるんじゃないかな…？」
そんなことを考えたこともあります。

でも、実際には、ネタで困った記憶は、ほとんどありません。

なぜかというと、特別な出来事を探しているわけではなく、日常の中で生まれる“小さな気づき”を拾っているだけだからです。

家族との会話。
職場のメンバーとのやり取り。
顧問先の方との何気ない一言。

そういった場面で
「これ、大事だな」
「今の言葉、深いな」
と感じたときに、すぐスマホにメモを残すようにしています。

先日も、家族で夕食を食べているときに、息子の何気ない一言から、とても良い気づきをもらいました。

すかさず、
「その話、すごくいいね。今度ブログに書くよ！」と言い、
自分でも「これは、いい記事になりそうだな」と感じていました。

ただ、その日はたまたまスマホが手元になく、「あとでメモしておこう」と思ったまま、その場を終えました。

でも、あとで改めてメモしようとしたとき、
「あれ？なんの話だったっけ…？」

まったく思い出せないんですよね（笑）

翌日、妻や息子に聞いてみても、
「ああ、なんか言ってた気がするけど…忘れた。」

と言われてしまい、その“良いネタ”は、完全に消えていきました。

さて、ここからが本題です。

私たちは、日常の中で、実はたくさんの学びや気づきを得ています。

でも、それを「あとで思い出せばいいや」と放っておくと、ほぼ確実に忘れます。

気づきというのは、記憶に定着する前に、どんどん流れていくものなんですよね。

だから私は、メモすることそのものを大切にしています。

完璧な文章にする必要はありません。
断片的な言葉でもいい。
意味が分からなくてもいい。

とにかく、その瞬間に書き留める。

そうすることで、後から振り返ったときに、思考がもう一度つながることがあります。

逆に言えば、メモをしなければ、どれだけ良い気づきがあっても、なかったことになってしまう。

これは、ブログに限った話ではありません。

仕事でも、学びでも、人間関係でも、
「気づける人」と「成長できる人」の差は、
気づきを“残しているかどうか”の差だと感じます。

今回の出来事は、私自身にとっても良い戒めになりました。

「あとでやろう」は、だいたい、やらない。
「覚えておこう」は、だいたい、忘れる。

だからこそ、小さな気づきを大切にしたいなら、その場で書き留める。
これだけで、日常の学びの密度は、確実に変わってくると思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この気づきが、あなたの毎日の中にある“小さな学び”を逃さないためのヒントになれば嬉しいです。