いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページ&ブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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さて、今回のテーマは「想定する力」です。
先日、仕事の移動中にコンビニでプロテインドリンクを買いました。
私はいつもキャラメル味を選ぶのですが、その日は急いでいたせいか、うっかりストロベリー味を手に取ってしまいました。
パッケージをよく見ないまま飲みはじめたら
「あれ!?」
一瞬、吐き出しそうになるほどの違和感がありました。
もちろん、ストロベリー味が不味いわけではなく、私がストロベリーが嫌いなわけではありません。
ただ、キャラメル味を“想定”していた自分の脳が、想定外の味にただ驚いただけなんですよね…
もし最初からストロベリー味だとわかって飲んでいれば、何の問題もなかったはずです。
さて、ここからが本題です。
この「想定と現実のズレによる違和感」は、日常でも多く起こります。
仕事で想定外の課題にぶつかれば焦る。
試験で思いがけない問題が出れば、実力以上に難しく感じてしまう。
人生でも、予期していない出来事が続くと、不必要に不安が増す。
つまり、私たちの“感情の揺れ”の多くは、事象そのものではなく
「想定していた未来と、実際の出来事のギャップ」
によって生まれているのだと思います。
たとえば、事前にスケジュールの流れを整理している人は、
多少のトラブルが起きても落ち着いて対処できます。
逆に、目の前のことだけを見て行動している人にとっては、
同じ出来事でも毎回“大事件”のように感じてしまう。
キャラメルだと思っていたらストロベリーだった。
ただそれだけで、人は驚き、心を乱し、パフォーマンスを落としてしまいます。
人生では、この“味のギャップ”があらゆる場面で起きています。
だからこそ、人生や仕事では、
できるだけ未来のパターンを「想定しておく」ことが大切だと私は思います。
良いことも、悪いことも、
楽観も、悲観も、
いくつかの展開を事前に想定しておく。
すると、どんな出来事が来ても、
「ああ、こういう流れもあるよね」
と、心に余裕を持つことができます。
ここで大切なのは、
“完璧な準備をすること”ではありません。
ただ想定し、それを受け入れる幅をつくっておく。
この幅が増えるほど、
同じ出来事でも感情の揺れ幅が小さくなり、判断が安定します。
つまり、想定する力とは、
人生のストローベリー味を「驚き」ではなく「選択肢」として扱えるようになる力。
キャラメル味しか想定していない人生は、いつも心が疲れます。
私は、これからも
・未来をざっくり想定する
・感情の揺れ幅を小さくする
・落ち着いて判断できる土台をつくる
そんな日々の積み重ねを大事にしていきたいと思います。
今回の気づきが、
あなた自身の「心が揺れた瞬間」を見直すきっかけになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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