いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページ&ブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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少し前に鹿児島へ旅行に行く機会があり、
そこで薩摩藩の歴史に触れたことから、
日本の歴史に興味がわきました。
そんな流れで、
最近は徳川家康の長編小説を読んでいます。
家康公の生き方や姿勢には、
現代のビジネスにも通じる学びが本当に多いと感じます。
この小説から得た学びで書きたいテーマはいくつもあるのですが、
今回のテーマは「鉄砲伝来」です。
織田・徳川連合軍が鉄砲を活用し、
当時最強と言われた武田の騎馬隊を破った
「長篠の戦い」は、
教科書にも出てくる有名な戦いですので、多くの方がご存知だと思います。
そして私は、鉄砲が本格的に活躍し始めたのはこの頃からだと思っていました。
ですが、この小説を読んで知ったのは、
織田信長は桶狭間の戦いよりももっと前の
まだ無名の尾張の一小領主だった頃から、
すでに鉄砲を実戦で使い始めていたということです。
当時、多くの武将は
「鉄砲は一発撃つと次の装填に時間がかかる。
結局は刀や槍の戦いになるから実戦的ではない」 と考え、
あまり重視していませんでした。
しかし信長は、
その「一発の威力」をどう実戦で活かすかを、
かなり早い段階から試行錯誤していたのです。
その後、徳川家康も鉄砲の重要性に気づき、調達しようと動きます。
ただその時には、
すでに織田信長が主要な流通ルートを押さえており、
家康が鉄砲を手に入れるためには、
織田家と同盟を結ばざるを得ない状況がつくられていました。
多くの武将が軍の増強や領土拡大に目を向けている中で、
鉄砲の活用方法と供給ルートの確保まで考えていた
信長の戦略眼は、やはり際立っていると感じます。
私はこれまで、「桶狭間の戦い」の奇襲成功によって
織田家が勢いづいたと単純に考えていました。
しかし、この話を知ると、
信長は「勝つべくして勝つ」準備をしていたのだと感じます。
だからこそ、
時代の変化に適応した織田家が伸び、
従来のやり方にとどまった今川家が衰退したのは、
ある意味必然だったのかもしれません。
さて、ここからが本題です。
この話は、今の「AI」を巡る状況と、
とてもよく似ていると感じています。
「AIは間違いが多いから使えない」
「これは人間にしかできない」
このように、まだ実務では使えないと考えている方も少なくありません。
これはかつて
「鉄砲は単発だから実戦では使えない」
と言われていた状況と、よく似ていると感じます。
「AIは使えない」と切り捨てる人と、
「AIをどう活用するか」を考え、試行錯誤している人。
この差が、
これからどのような結果を生むのか。
歴史がすでに示してくれているように感じます。
そして現在、
AIは確実に「実戦で使える道具」へと進化してきています。
その進化にワクワクすると同時に、
正直なところ強い危機感も感じています。
かつて、
鉄砲を軽視して従来の戦い方にこだわっていた大名と、
「鉄砲を制する者が戦を制す」と考え、
その供給ルートまで押さえた織田信長。
この両者の間には、
数十年後に埋めようのない差が生まれました。
同じようなことが、
今のビジネスの現場でも起ころうとしていると感じます。
しかもそれは、数十年後ではなく、数年後かもしれません。
「AIなんてまだ先の話だ」
「実用的ではない」と捉える人や組織と、
今の段階から「どうすれば活用できるか」を考え、
試行錯誤している会社。
この差は、これから一気に広がっていくと思います。
最初は使いにくかった鉄砲を、
工夫によって最強の武器に変えていった先人たちのように、
私たちも新しい技術をどう使いこなすか、
その姿勢が問われているのだと思います。
私の思考のベースにある『7つの習慣』の
第7の習慣、「刃を研ぐ」という考え方。
これは単に今あるものを磨くということだけでなく、
時代の変化に合わせて、自分たちをアップデートし続けることも、
大切な「刃を研ぐ」行為だと、私は思います。
私自身も、AIという新しい力をどう活かし、
お客様への価値に変えていけるか。
楽しみながら、真剣に、試行錯誤を続けていきたいと思っています。
今回の気付きが、皆さんの新しい技術への向き合い方に対する
小さなヒントになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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