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今回のテーマは、「欲」についてです。
さて、昨日は、ワタミグループの渡邉美樹会長兼社長とアチーブメント株式会社の青木社長の対談を、目の前で拝聴させていただきました。本当に素晴らしい対談で、貴重な時間だったと感じます。
お二人とも、まさに「思考は現実化する」を実践し、結果を残し続けてきた経営者です。
昔から、二人の書籍を何冊も読んできているので、ある程度は理解していた“つもり”でしたが、
実際に目の前で語られる言葉には、文章では伝わらない重みと迫力がありました。
決して「勢いのある話し方」ということではなく、
穏やかな言葉ですが、本物から放たれる覇気のようなものを感じました。
話や説明が上手い人は世の中にたくさんいます。
でも、「本当に成し遂げてきた人の言葉」は、説得力の“質”がまったく違うと感じます。
その言葉には、人を動かす力がある。
「ただ、上手に話すだけの人」と「実際に成し遂げる人」の決定的な違いは、この“行動へ駆り立てる力”なのだと、改めて痛感しました。
特に心に残ったのは、渡邉会長の“欲”に関するお話でした。
「最初の原動力はお金持ちになりたいという気持ちだった」と
はっきりおっしゃったうえで、こう続けられました。
「コップの水が満ちて溢れた分が社会への貢献だとするなら、私は“コップそのものを大きくしない”と決めている」
このお話が、本当に私の心に刺さりました。
私自身も、仕事を通じて経済的な豊かさを手に入れたいと思っています。
そして、社会に役立つ力が大きくなればなるほど、個人的な豊かさも自然と増えていく。
これは健全なことだと思っています。
しかしその一方で、しっかり意識していないと、豊かさと同時に“欲”も際限なく大きくなり、
どれだけ手にしても心が満たされず、
「まだ足りない」「もっと欲しい」と渇きが止まらなくなるように思います。
実際、事業で成功している人でも、この“心の渇き”から逃れられない人は少なくないように感じます。
だからこそ渡邉会長は、
自分の欲を否定しないまま、
「欲の器を大きくしない」という決意を持ち続けている。
この姿勢が、本当の豊かさを守るのだと感じました。
私も、豊かになりたい気持ちを正直に持っています。
でも、その器をむやみに広げるのではなく、
「溢れた分で貢献する」というスタンスを忘れずに、
適切な大きさを保ちながら成長していきたいと思います。
欲があることは悪いことではありません。
ただし、「欲の器」を大きくしすぎれば、永遠に満たされることはありません。
昨日の対談から学んだことは、
「欲をコントロールする覚悟こそが、長期的な幸福を守る」
ということでした。
今回の気づきが、あなた自身の「欲との向き合い方」を見つめ直す小さなきっかけになれば嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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