いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページ&ブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。
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さて、今回は「テクノロジーの進化」についてのお話です。
最近、AIの発達が凄まじく、間違いなく時代が変わることを実感させられます。
先日も、人型ロボットの進化についてのニュースを見ました。
AIは近い将来、PC画面の中にとどまらず、ロボットという実体をもって、あらゆる場面で登場することになると思います。
もはや、ロボットと一緒に働く未来は、すぐそこに迫っていると感じます。
本当に、いろいろな可能性を秘めており、アイデアさえあればあらゆることができる気がしてワクワクします。
これから、仕事もプライベートも間違いなく圧倒的なスピードで便利になっていくと思っています。
一方で、こういったテクノロジーが戦争や犯罪に使われる想像も難しくありません。
このようなテクノロジーが生みだす負の側面を思うと、AIやロボットの発達に少し恐れも感じます。
これは、AIやロボットが良いとか悪いという話ではなく、
「それを使う人間の心が問われている」ということなのだと思います。
どんなに便利な技術でも、どんなに優れた知識でも、
それを「何のために使うのか?」によって、その価値はまったく変わってしまいます。
もちろん、防衛策やルール、罰則などを整えることも大切です。
でも、もっと根本的な解決策は、やはり「人の心」を育てることではないかと私は思います。
利他の心をもち、健全な価値観をもって、
「誰かのために、社会のために、この力をどう使うか?」と自問できる人が増えていくこと。
それこそが、いちばんの防衛策であり、社会全体の土台になるのだと思います。
さて、ここからが本題です。
今回の話は、AIやロボットに限ったことではありません。 実は、あらゆるスキルや能力にも、まったく同じことが言えると思うのです。
たとえば、説得力のある話し方。
発する言葉で、多くの人の心を動かせる人は、ある意味で「力を持った人」と言えます。
その力を使って、誰かを励ましたり、希望を与えたりするのであれば、それは社会にとって素晴らしい力になります。
でも、もしその力を、誰かを支配したり、扇動したり、私利私欲のために使えば、
いくら話が上手くても、それは“害をもたらす力”になってしまいます。
たとえば、法律の知識。
法律の背景にある目的を理解し、よりよい社会のために活かしていくなら、それは尊い知識です。
けれど、うわべだけの文言しか理解せずに無意味なルールを作ったり、
抜け穴ばかり探し、それを悪用するような使い方をすれば、
同じ知識でも、「害をもたらす知識」になってしまいます。
そして、「頭の良さ」も同じです。 それを社会への貢献のために発揮すれば、社会にとって有益な知恵となります。
でも「自分だけが楽をするため」や「責任から逃れるため」に使えば、それは単なる「ずる賢さ」になってしまいます。
つまり、力や知識、スキルというのは、それ自体が善でも悪でもなく、使う目的によって変わるということです。
だからこそ、私たちはいつも、「この力を何のために使うのか?」と、自分に問い続ける必要があるのだと思います。
せっかく身につけた力を、誰かのために使いたい。
せっかく得た知識を、誰かを守るために使いたい。
そんなふうに思える心が、社会を少しずつ良くしていくはずです。
これから、ますます変化の激しい時代になっていくと思います。
その中で、AIやロボットのような「新しい力」と、うまく付き合っていく必要があります。
でも、大切なのはやっぱり、「人の心」なのだと私は思います。
どんな時代になっても、人を大切にすること、誰かの力になろうとすること。
その気持ちがある限り、きっと、どんな力も“良い力”として使っていけるはずです。
私自身も、これから先どんな能力を得ることがあっても、
それを「誰かの役に立つために使う」ことを、忘れずにいたいと思っています。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この小さな気付きが、どこかであなたの力になれたら嬉しいです。
アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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