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さて、少し前に職場のメンバーみんなで話をしているときに、「Z世代」についての話題がでました。

時々、「Z世代は価値観が大きく異なるので、マネジメントが難しい」といった記事を目にすることがあります。

たしかに、時代の変化が激しい中で、デジタルネイティブと呼ばれる若い世代とそれ以前の世代では、価値観に大きな違いがあるのかもしれません。

でも、このような価値観の違いは、優劣の話ではありません。
それなのに、「アイツはダメだ。」と決めつけてしまう人が少なくないのも現実です。

このような価値観の違いを受け入れられない上司のもとで、若手社員が成長するのは難しく、このような環境で成果を出すのは至難の業です。

だからこそ、企業は多様な価値観をもつ人材が活躍できる組織を目指すべきですし、
就職活動をする人は、自分の価値観を自然に受け入れてくれる会社を選ぶことが大切だと感じます。

さて、ここからが本題です。

ここまでは、世代間ギャップに焦点を当ててきましたが、価値観の違いは「世代間」に限りません。
性別や国籍、職業観や人生観など、あらゆる場面で価値観のズレは生じます。

ここで気をつけたいのは、自分と違う価値観を「間違い」や「劣っている」と決めつけてしまわないことです。

実際、自分と違う価値観を受け入れられない人は、世代だけでなく、性別や国籍など、
ざまざまな違いにストレスを感じ、結果として多くの人の力を借りられず、人生が難しくなります。

たとえば、
「年下なのに~」
「男(または女)なのに~」
「●●人は~」

このような固定概念にとらわれていると、人間関係の悩みが尽きません。
逆に、様々な価値観を受け入れられる「器の大きい人」になれば、人生はもっとスムーズで楽しいものになります。

とはいえ、一度このようなバイアスがかかると、自分ではなかなか気づくことができません…

だからこそ、本当に注意が必要です。

私が継続的に学んでいる研修で、こんな言葉を教わりました。

「違いは違いであって、間違いではない。」

これは、本当に大切な考え方です。

誰でも、自分と違う価値観や考え方とぶつかったときに、「相手が間違っている」と正したくなる瞬間があると思います。

でも、「違いは違いであって間違いではない」と理解していれば、他人を自然に受け入れられるようになります。

だから、この考え方は本当にオススメです。

ウチの職場でも、メンバーみんなでこういった考え方を日頃から共有しているおかけで、
お互いに尊重し合える関係を築けています。

これからも、このような文化を大切にする組織で在り続けたいと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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