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さて、今日のテーマは「任される人」についてです。

日々、多くの経営者と話す中で感じるのは、細かな指示を出さなくても、適切に判断し、実行してくれる社員には、仕事をどんどん任せたいと考えている経営者は多いということです。

一方で、社員の立場から見ても、自分で判断しながら仕事ができるほうが、やりがいも生まれるし、成果にもつながりやすいです。

だから、裁量を持つことは、会社にとっても、社員にとってもWin-Winのはずです。
でも、現実にはうまくいかないケースが多いんですよね…

ここで大事なのは、
「仕事を任せられない=能力がない」ではないということです。

多くの人は、裁量が与えられたら、自分なりに最善の方法を考えて会社に貢献しようとします。

でも、ここで注意しなければならないのは、
「自分が思う一番良い方法」と「会社が求めている成果」が一致しているか?

裁量を持って動いた結果、会社の意図とズレた成果を出してしまう。
当然、こういう人に仕事を任せようとは思えません。

このように書くと、当たり前の話に思えますが、実は、この部分がわかっていない人は、意外と多いように感じます。

「自分は良い仕事をしているのに、会社はわかってくれない。」
もし、こんな不満を持っているなら、もしかすると「会社の求めること」とズレた行動をしているのかもしれません。

では、どうすれば仕事を任される人になれるのか?

①「自分に求められていることは何か?」を理解する。
②それを実現するための「最適な方法は何か?」を考える。
③適切に行動し、成果を出す。

これを繰り返していけば、自然と任せる仕事は増え、裁量の範囲も広がっていきます。

結局のところ、会社に求められることを正しく理解し、それを実現するスキルと行動力がある人が「任される人」になるのだと、私は思います。

これは、社内だけでなく顧客や取引先に対しても同じことが言えますね。

相手が求めることを理解して、それに対して最適な提案をする。

そうすることで、より信頼され、「この人なら任せれる」と思われるようになります。

私自身も、相手の期待を正しく理解し、最善策を提案できる「任せれる人」を目指して、これからも精進していきます。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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