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さて、今回のテーマは、「環境と行動」についてです。

先日、妻が肺炎で入院することになり、
11日間だけではありますが、私と子供二人(小4と小2)の3人で、プチ父子家庭の生活を体験しました。

私は、日頃から家事を積極的に行うほうではありませんし、子供たちもまだ小さいので、家事はお手伝い程度しかできません。

だから、妻のいない生活は私たち3人に大きな行動変化をもたらしました。

私は、子供たちの送り迎えや料理、洗濯のことを考えながら1日のスケジュールを考える必要がありました。

そして、会社のメンバーやお客様にも協力をしてもらい、リモートワーク中心の仕事の組み立てに切り替えました。

子供たちも、これまで妻に頼っていたいろいろな事を、自分でやらなければいけませんので、多くのことを自分でやるようになりました。

さて、ここからが本題です。

以前から、我が家では家事の負担をもう少し私が担う必要があると思っていましたし、
子供たちも自分の事を自分でやるようにしたほうが、本人たちのためになると思っていました。

でも、なかなかそれを行動に移せないんですよね…

私も子供たちも、どちらかといえば、主体性があるほうだと思いますが、それでも自ら行動を変えるということはできていません。

それが、今回のように、急に妻がいなくなるような事態に陥ると、ちゃんと行動に移すことができるから不思議ですね。

やはり環境変化が、行動にもたらす影響は大きいと感じます。

このように書くと、「想い」や「願望」より「環境」が大事というメッセージのようにも聞こえますが、そうではありません。

例えば、今回の「妻の入院」という事象に対して、やるしかない状況だったように思えますが、実はそうでもないのです。

実際、子供を誰かに預けるとか、シッターさんを雇うという選択肢もあるわけです。

でも、妻が入院する前から、もう少し家事をするべきだと思っていたから、子供たちと一緒に頑張って乗り越えるという選択をしたのだと、私は自己分析しています。

環境が、行動に与える影響はとても大きいですが、
その大きな影響を自分にとって良い方向に受け止めて、行動力に変えるために「想い」や「願望」などの目的意識が必要なのだと思います。

そして、目的意識があっても、一人ではなかなか行動に移せないということを自覚して、それを実現しやすい環境に身を置いたり、環境変化を行動変化のきっかけにして、自分の願望に向かって進めるようにする。

これが大事だと私は思います。

それにしても、やっぱり家事って大変ですね。

改めて、妻に感謝するとともに、せっかく身につけた家事習慣をこれからも継続できるように頑張ろうと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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