【ブログ】計画の力

2024年6月9日

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さて、今回のテーマも、前回のブログに引き続き「計画」です。

前回、計画の重要性を書きましたが、もともと私は、それほど計画的な人間ではありませんし、今でも計画が得意なタイプではないと思っています。

だから、昔は「計画が大事」などと言われても、あまりピンときていませんでした。

もし、二十代の頃に、
「無計画は、失敗を計画することである」という言葉を聞いたら、反発していたかもしれないとも思います。

でも、年齢と共に多くの失敗を重ねる中で、この言葉をどんどん実感するようになりました。

もちろん、計画そのものも大切なのですが、計画を立てることによって目先のことに流されなくなるというメリットがすごく大きいと感じます。

例えば、買い物に出かけた時に、すでに購入する商品が決まっている場合は、迷わずに素早くその商品を買うことができます。

でも、何かを買うと決めていない状態だと、たまたま目に入った魅力的な商品が急に欲しくなってしまったり、何か別のことにお金を使ってしまうということがありますよね。

他にも、なんとなく時間を持て余している状態だと、どうでもいいテレビ番組とかYouTubeなどを長々と見たりしています。

結局、無計画だと判断基準がないので、目の前のことに流されやすく、それによって本当にやるべきことができなくなってしまいます。

これが失敗の原因なのだと私は思っています。

ここが重要なポイントなのですが、計画を立てずに目の前のことに流されている時に、自分では「流されている」と気がつくことができないことが多いです。

別に計画なんてなくても、その時の場面に応じて、よく考えてしっかり判断しているから問題ない。

このように考える人もいるかもしれません。
実際、過去の私もそのように考えていました。

でも、現実問題として自分で判断しているつもりになっているだけで、実は誰かに誘導されているということも少なくありません。

例えば、なんとなくスマホのアプリに時間をとられてしまうことってあると思いますが、これは決して「何となく」ではなく、アプリを作る側が、そのアプリを長時間使ってもらうための研究と工夫を重ねている結果である可能性が高いです。

他にも、急に何かが欲しくなったというときも、自分自身の閃きのように感じますが、それは昨日見たテレビCMの影響を受けているかもしれませんし、店頭の商品陳列などの仕掛けの影響を受けていたりします。

これらは、各企業が当然のマーケティングをおこなっているだけなので、別に何も悪いことではありません。

ただ、このような企業努力によって、自分の「判断」や「行動」に大きな影響を受けているので、
何となく流されていると、自分が本当に求めているモノやコトにたどり着くことはなく、誰かが売りたいモノやコトを消費しているだけになってしまいます。

逆に、目的・目標をもって何かを計画し行動している時は、そのような誘導に「何となく流される」ことがなく、目的からブレずに、効果的なことに「時間」と「お金」を使うことができるので、日々の満足感も高まりますし、成果も出やすいです。

これが、計画の持つ力の正体だと私は思っています。

以前の私は、計画について「面倒くさい」とか、「堅苦しくつまらなさそう」というイメージをもっていました。
だから、未来を計画したいという意欲が出ませんでした。

そして、このイメージが私の人生のマイナスの影響を与えていたと、今は思っています。

実際、何事を成し遂げるにも時間がかかります。
そして、その時間の経過のなかで、様々な障害や誘惑があり、それらに「時間」と「お金」を奪われてしまう人が多いのも現実です。

だからこそ、本当に求めているものに「時間」と「お金」を投入するための「計画」が必要です。
よく考えると、当たり前のことなのですが、この「当たり前」が腹落ちするまでに、ほんとうに多くの時間を費やしてしまったと感じます。

いろいろな本に書かれていることですが、

「〇年◯月までに、〇〇をする。」
これを決めて、それに向かって具体的な計画を立てると、それは実現できる。

過去の私は、この言葉に対して半信半疑でしたが、
「計画の力」の正体がわかると、それは当たり前の話だと思えるようになります。

あとは、しっかりと未来を見据えた計画を立て、実行し、また計画の見直しを行う。
これを繰り返していくだけですね。
これからもしっかりと実行していこうと思います。

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