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さて、このブログで何度も書いていますが、
私は、スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」を人生のバイブルだと思っています。

そして、その「考え方」がズレないように、
いつも家族で「7つの習慣デイリー・リフレクションズ」の読み合わせをしています。

これは、「一日一言」の形式で書かれているので、朝の短時間でサッと読み合わせをするのにちょうどよい本だと私は思っています。
その本の中で、先日はこのような内容が書いてありました。

他人の間違いを責める
政治的な工作に奔走する
ライバルに心を燃やして対立する
保身に神経をとがらせる
影で人を操ろうとする
人の言動の裏を読もうとする
こうしたことにどれだけの時間を浪費しているだろうか?
まるで右足でアクセルを踏みながら左足でブレーキを踏んでいるようなものである。

この言葉は本当にそのとおりだと感じます。
そして、この自分がブレーキを踏んでいることに気が付かず、むしろ頑張ってブレーキを踏む努力をしている人も少なくないように思います。

実際、私も20代の頃は成り上がりたいという気持ちが強く、
政治工作に走ることや、ライバル心をもち相手を打ち負かすことも、ある程度は必要だと考えていました。

そして、当時は営業マンとして、人を誘導したり、相手の言動の裏を見抜くスキルを磨くための努力をしていましたし、その努力のおかげで一定の成果も出すことができたとも思っています。

ここが人生を難しくするポイントだと思うのですが、
このような「考え方」や「努力」をすることによって、成果は本当に出るということです。

そして、ビジネスなどで成果を出している人が、
このような「考え方」を語るので、ここに強い説得力が生まれます。

まさに、これが「人生の罠」だと私は考えています。

ここでいう「成果」とは、営業成績とか収入などのことを指しているのですが、本当に大切なのは、その先にある目的ですよね。

「そのやり方で幸せになれるのか?」
この「問い」を考える必要があると思います。

私は、幸せな人生を歩む為には、「お金」はたくさんあったほうがいいと思っています。
だから、その手段としてビジネスの成功とか、出世を目指すことも良いことだと思っています。

ただ、成果だけでなく、その先にある「幸せ」をゴールにするのであれば、そのための手法は、もっと重要です。

実際、策略を駆使して多くの人と対立したり、人を操ろうとしたり、相手の心の裏を常に考えたりしながら、ビジネス等で成功をおさめても幸せになれない可能性は高いですよね?

それなのに、このようなスキルを熱心に学んだり、実践に励むなどの努力をしている人は少なくないように思います。

私自身の経験から言うと、過去にこのような努力をしたことで、多くの学びや気付きを得ているので、それが全く無駄とは思いません。

ただ、ある程度の年齢を重ねても、この「人生の罠」に気が付かず、時間とお金をかけ続けるのは、悲しい人生だと私は思います。

まさに、コヴィー先生の言うように時間の浪費であり、不幸になるための努力をしていることになります。

7つの習慣の第2の習慣
「終わりを思い描くことからはじめる」

この習慣を意識して
いつの間にか「不幸になるための努力」を継続しているということがないようにしたいと思ます。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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