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さて、今回のテーマは忍耐力です。

私には特別な才能があるわけではありませんが、
この「忍耐力」においては、それなりに自信があります。

そして、この忍耐力があるからこそ、今の自分があるとも思っています。

現実問題として、どれだけ才能の恵まれていても、苦しいときはあります。
そういった状況に耐えられずに逃げてしまう人は、どんな分野でもうまくいきません。

逆に、忍耐強い人であれば、たとえ才能が少し劣っていたとしても、苦しい時を耐え抜くことができますし、そのような逆境を乗り越える中で、経験値を獲得し、実力を伸ばすことができます。

ですから、どんなことを成し遂げるにしても、「忍耐力」は「才能」以上に重要な資質だと私は考えています。

さて、ここからが本題です。

「忍耐力」はとても重要ですが、
「忍耐」には「健全な忍耐」と「不健全な忍耐」があるように思います。

例えば、苦境に立ったときに、それを乗り越えるために耐え抜く力は、健全な忍耐力と言えます。

仕事でもプライベートでも、課題や問題解決の方法が適切であっても、やはり結果が出るまでに相当な時間と努力が必要な場合が多いです。そういった状況下において、未来を信じてやり続ける忍耐力は、本当に重要です。

逆に、「不健全な忍耐」とは、壁を乗り越えるなどの前向きな忍耐ではなく、ただ嫌なことを我慢し続けるような状態です。

仕事や人間関係において、常に強度のストレスを感じている人は、たいてい何かを我慢しているのではないでしょうか?

この場合、忍耐を選択しているわけではなく、他に打つ手がないので、ただ我慢するしかないという状況なので、先が見えず苦しい上に、未来への不安が尽きません。

そして、ここが大事なポイントなのですが、
このような話をすると、日頃から我慢し続けている人は、
「いや、苦しいことを我慢するなんて当たり前ですよね?」
と思うかもしれませんし、そのように思う人が多数派かもしれません。

でも、人生を楽しんでいる人から見れば、「我慢し続けること」は当たり前ではありません。

「健全な忍耐」をしている人も、嫌なことを我慢している人も、苦しいことに向き合っているので、一見すると同じように見えることもありますが、これは全然違います。

課題や問題にぶつかった時に、
「その問題を乗り越える為に忍耐力を発揮して立ち向かうのか?」
「その問題を解決せずに、我慢するのか?」

どちらも苦労はするのですが、ストレスや不安の感じ方は全然違いますし、その後の成果は全然違います。

「忍耐力」は重要な資質ですが、「不健全な忍耐」をしていると幸せにはなれませんので、自分が「健全な忍耐力」を発揮できているかを、時々確認する必要がありますね。

私も、健全な忍耐力を発揮し続けられるように日々精進したいと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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