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さて、人気漫画キングダムの最新刊(70巻)が発売されましたね。 キングダムの世界観で描かれる「韓非子」は、私のイメージと少し異なり新鮮で面白いと感じました。
私は、いつも息子と一緒にキングダムを読み、感想や学びなどについて話をしているのですが、
この「韓非子」について、こんな会話をしました。
【私】
韓非子は「人間は本性的に悪である」という事を前提に、その悪事を働かせないルールづくりをするべきという考えをもっていて、その思想や具体的な方法を書いた書物を残しているんだよ。
そして、現代でも「韓非子」の思想の影響を受けて、ルールづくりの参考にしている人も少なくない。
パパも、基本的な考え方の中心には置いていないけど、社労士として韓非子のような考え方を知っておく必要があるから、何冊かの本を読んで一応は頭に入れているよ。
【息子】
でも、そんな考えだと、絶対うまくいかないよね。
それだと、ずっと疑い続けて監視していないといけなくなるってことでしょ?
息子が、当たり前のように、本質をついた発言をしてくれたことをとても嬉しく思いました。
毎朝「7つの習慣」や「論語」などの読み聞かせをしている効果がでていますね。
さて、ここからが本題です。
私は、正直なところ「韓非子」の思想の先に、「幸せな成功」は無いだろうと考えています。
しかし、実際に組織運営を考えた時に、「性善説」に頼ったルールは、脆弱であることは否定できません。
このようなルールの組織の中に、悪意や怠惰の心が強い人が入り込むと、組織の善意を悪用されてしまう可能性が高いとも思っています。
では、どうすればいいのか?
私が継続的に学んでいる研修でこんな事を教わりました。
性善説とか性悪説ではなく、
人間とは弱い生き物なので、
弱い人間を慈しむ心を持つ
弱い人間が悪い人間になってしまわないように仕組みをしっかりつくる。
経営者は、社員が信じるに値する仕組みを整え、
社員の力を最大限活用できるようにする。
それが経営者の能力です。
本当にその通りだなって思います。
たとえば、人を裏切る行為をする人は、悪意で裏切るというよりも、「弱さ」や「愚かさ」から裏切ってしまうのだろうと思います。
だから、過去の私は、
「弱き人こそ薄情である。本当の優しさは強き人しか期待できない」
という名言に共感し、少なくとも自分は強き人になり、本当の優しさをもてるようになりたいと思ってきました。
でも、そこで止まってはいけませんね。
人は弱いという前提で、
その「弱さ」が「悪さ」に変わらない仕組みづくりを目指すのは本当に大事だと思います。
実際、「悪い人間」になってしまうと、その人は罪悪感を抱えながら不幸になってしまいます。
そうならないためにも、「悪い人間」にならないための仕組みをつくる。
自分の弱さも、相手の弱さも認めつつ、仕組みによって強い組織をつくりあげ、
組織として「本当の優しさ」をもてるように、皆を導く。
そんな経営者を目指して、日々精進していきます。
漫画キングダムを読んだ後、こんな事を思いました。
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アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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