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さて、今回のテーマは「意思統一」についてのお話です。

昨日、私が講師として、新しく入社したメンバーを含めて、みんなでビジョン共有研修を行いました。

この研修は、ウチの会社として、どのような価値観をもち、どこに向かって進んでいくのかを伝え、みんなでディスカッションを交えて、意思統一を図ることを目的にしています。

すでに、何度も実施している研修なのですが、定期的にこの研修を行うことによって、価値観の共有ができるだけではなく、全体の仕事の生産性も上がると感じます。

以前は、このようなマインド面の研修によって、実務における生産性が上がる事はないと思っていましたが、今は、このような研修が実務に与える影響が大きい事を確信しています。

この理由なのですが、
まず、私も含めて「ほとんどの人は自分の能力を発揮しきれていない」という前提に立つ必要があると考えています。

この前提に経てば、たとえスキルが高まらなくても、力の発揮しやすい状態をつくる事は、直接的に成果に結びつく理由がよくわかると思います。

登山隊に例えるなら、隊長だけが地図をもち、メンバーは前の人の背中を見ながら、ただ歩いているだけのチームと、全員が地図をもち目的地がわかっているチームを比較するとわかりやすいです。

目的地も分からず、ただ前の人の背中をみて歩いている状態だと、思考も停止していますし、ペース配分もよくわからない中で、メンバーがやりがいを感じたり、能力を発揮したりする機会は殆どありません。

逆に、地図を持ち、目的地がわかっている状態であれば、自分のペースが適切か?方向がズレていないか?今は踏ん張り時なのか?隊は健全に機能しているか?などを自分で判断し、必要に応じてアクションや提案をすることができます。

一見すると、どちらの登山隊も同じようにチームがまとまって進んでいるように見えますが、中身が全然違います。

たとえ、メンバーの能力やスキルが同等だったとしても、この2つの登山隊の成功率の差は大きいですよね。

それと、メンバーに対して、地図を渡せず、目的地を伝える事ができないリーダーは、自分自身が目的地がわかっていない可能性が高いと私は思っています。

目的地がわかっていなければ、適切なルート選択もできないので、とりあえず前に向かって歩くことになり、目の前の出来事に対し、場当たり的に反応し、そのたびに方針がブレる…

こんなリーダーシップになってしまうことも少なくないと思います。

目的地がよくわかっていない状態で、とりあえず「平均歩行ペースを高めよう!!」と声掛けをしている登山隊って、ちょっと滑稽ですよね…

でも、この状態に陥っている会社って少なくないと思います。

だからこそ、定期的にこのような研修を行い、メンバーみんなの意思統一図ることは大切だと改めて感じました。

それと同時に、真剣にこの研修内容について考えてくれる弊社のメンバーは頼もしいと感じます。

新しい仲間が加わり、また新しいステージに突入です。
一歩一歩前進しながら、より高いレベルでお客様に貢献できる会社になれるように、精進していきたいと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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