いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。

それにしても、コロナ感染の勢いが凄いですね…
少し前に、実は私もコロナに感染し10日間の自宅療養をしました。

最初の数日間は39度を超える熱が出たので、その期間は大変でしたが、ありがたい事に私達はテレワークができる環境にありますので、仕事については社内のメンバーの協力を得ながら、なんとか大きな混乱なく乗り切る事ができました。

こういったテレワークができる環境・職種であれば、まだ被害は小さいですが、
それができない環境・職種の方々の大変さを考えると、1日も早く感染者が減少してほしいと強く感じます。

さて、今回は「無気力」についてのお話です。

私の場合、コロナウイルス感染中に、気力の減退をとても強く感じました。

基本的に私は、日頃から気力が充実しているほうだと思いますが、
この時期は、「なんとなくやる気がでない…」という気分になりました。

やるべき事があり、それをやれる状況でもあるのに、なんとなくやる気にならない…
このような状況で、やるべき事が溜まっていく不安とか、自分の心の弱さに対する失望感や罪悪感みたいな気持ちが出て、すごくストレスを感じました。

「なんとなくやる気にならない…」という状況は、別にコロナ感染に限った話ではなく、日常生活の中でも起こりますし、中には慢性的に「無気力状態」に陥っている人もいると思います。

このような人をみて、「あいつはやる気がないだけ」という言葉で片付けてしまいがちですが、「やる気がないだけ」というのは、「楽をしようとして手を抜いている」という事ではないケースも多いのだと思います。

精力的に行動している人をみて、「大変そうだな…」と感じる事があると思いますが、
無気力状態で不安とストレスに晒されているほうが、よっぽど大変なんだと私は思います。

だからこそ、自分を楽にしてあげる為にも、気力を充実させておく必要があると強く感じました。

こういった事もあり、療養の為の隔離期間の間は、「やる気」「先延ばし」「行動」などをテーマにした本を読み漁っていました。

私は何か課題があるときに、そのテーマの本をたくさん読み、まず知識を溢れさせる事によって、行動意欲を高めるようにしているのですが、今回のように、気力が充実していない時は、本を読んでもなかなか行動意欲は高まらないんですよね…

どんな時でも、やる気がでる手法みたいなものを模索していたのですが、なかなか難しいと感じました。

結局のところ、やる気がでるのを待つのではなく、とにかく行動する事によって気持ちを高めるしか打開策はないのかもしれません。

ただ、無気力状態の時に、「とにかく行動する」という事が難しい…
ここが問題なんですよね。

とはいえ、「やる気を出す」という事に対して試行錯誤するよりも、「とにかく行動する」に焦点をあてて試行錯誤するほうが難易度が低いように思います。

例えば、誰かに宣言することによって、行動しなければいけない状況を作り出すなど、「やる気」に頼らない事が、「とにかく行動する」のコツだと私は思っています。

それと、やっぱり体調を整える事って大切ですね。

コロナに感染してなくても、部屋から出ず、運動もせず、太陽の光を浴びていなければ、気力を充実させるのは難しいのかもしれません。

やっぱり外出できるようになってから、気力が一気に戻ってきた感じがします。

月並みな話ですが、
「運動、栄養、休養」をしっかりして、やるべきことをやる。
「やる気」があるとかないとかを考えず、やるべきことをやる。

これが大事ですね。

今回、「無気力」になる苦しさを味わえた事は自分にとってよかったと感じます。
そして、多くの人に対して、行動のきっかけを与えられる人になりたいと思います。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
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