いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。

ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、本当に悲しい事ですね。
戦争のない平和な世界が理想ですが、現実に戦争は起きてしまいます。そして、残念な事に、この件について、直接的に私達ができることはありません。

ただ、せめて自分と自分の周りの人達と平和的な関わりをもっていきたいと思います。

そんなわけで今回は、「七つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)」の
第4の習慣 「Win-Winを考える」についてのお話です。

最近、「Win-Win」という言葉を耳にする機会をが増えてきたように感じます。
ただ「Win-Win」はとても素晴らしい考え方ですが、
いつでも「Win-Win」にはなれないと考える人も少なくないのではないでしょうか?

この第4の習慣は、
「常にWin-Winにする」という習慣ではなく、
「常にWin-Winを考える」という習慣です。

常にWin-Winになるように考えて、それを目指していく事が重要であり、
それが出来ない場合、
「No Deal」(取引しない)という選択をするという習慣です。

Win-Lose(自分が勝って、相手が負ける)
Lose-Win (相手が勝って、自分が負ける)
上記2つの状況は、
結局どちらかが敗者として我慢し、不満を抱えている状態なので、
最終的に「Lose-Lose」(両方とも負ける)になってしまう可能性が高いです。

だから、Win-Winを選べないならば、関係を持たないほうがよい場合も多く、
常に「Win-Win」 か「 No Deal」を考えていく必要があります。

さて、ここからが本題です。

これは私の解釈ではありますが、
弱い立場の人は「Win-Win」も「No Deal」も
選択できない事が多いと考えています。

例えば今回、弱国の立場にあるウクライナは、
戦争回避に最善をつくしたと思いますが、
「Win-Win」や「No Deal」を選択する事はできず、
強国の立場であるロシアの「Win-Lose」の選択に対峙するしかありません。

これが現実ではないでしょうか?

そして、私達の生活においても、
多くの人は「Win-Win」を選択したいと思っています。

しかし「Win-Win」を選択しているつもりが、
単に、妥協したり、譲ったりしているだけで、
本当は「Lose-Win」を選択してしまっている人って少なくありません。

実際に「Win-Win or No Deal」を実行するには、
それを選択できる立場にある必要があり、
さらにWin-Winの方法を見出す為の問題解決能力が必要なります。

力なき正義は無力であり
正義なき力は暴力である。

まさに、この言葉どおりです。

Win- Winを実行していくには
「力」と「正義」そして「勇気」が必要になります。

だからWin-Winを実行するためにも、一人一人が自分を高めていく必要があると考えています。

私は、家族や、弊社のメンバーやお客様、そしてご縁を頂いている多くの方々に
「Win」をもたらしたいと思っています。

その為にも、私自身が「価値ある人材」になり、
顧問先企業がさらに「価値ある会社」になるように支援をしていく。

こうやって自らを高め、
「Win」の輪を広げていくことが、
私達にできる世界平和への取り組みだと考えています。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也
メール:office@ais8.jp
Twitter:https://twitter.com/aismile_esaki
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