いつもアイ・スマイル社会保険労務士法人(愛知県名古屋市)のホームページブログページをご覧頂きありがとうございます。社労士の江崎です。

先日、「国家資格キャリアコンサルタント」の資格更新を無事に終える事ができました。

といっても、この資格は受験して合格したものではなく、「国家資格キャリアコンサルタント」が新設された時に、指定団体の民間資格を取得している人は、登録申請するだけで、この国家資格を取得ができました。

ちょっと得した気分で嬉しかったですね(笑)

11年前に「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」という民間資格を取得した当時は、あまり意識していませんでしたが、時代に求められる「資格」だったのだなぁと改めて思います。

そして、この分野について、10年以上にわたり学習を継続できている事を嬉しく思うと共に、さらに顧問先企業の従業員さん達のお役に立ちたいと考えています。

さて、そんなわけで今回はキャリアに関連する話題を提供します。

キャリアに関する理論の一つに、
「計画的偶発性理論」というものがあります。

要約すると、

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。
その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

私は、この考え方がすごく好きです。
私自身のキャリアを振り返ってみても、確かに8割くらいは偶然だったように思います。私だけでなく、多くの人が当てはまるのではないでしょうか?
その上で、
「その偶然を計画的に設計し」という
この言葉にワクワクしませんか?
実際、キャリアに限らず人生は偶然の出来事がほとんどですよね。
だから「計画なんて意味がない」と解釈する事もできます。でもそれだと、双六(すごろく)のようにサイコロを振るだけの人生になってしまい、面白くなくなる気がします。

だからこそ、偶然を計画的に設計する。

1.好奇心:新しい学習の機会を探し続ける
2.持続性:失敗にめげずに、努力し続ける
3.楽観性:必ず実現する、可能になるとポジティブに考える
4.柔軟性:拘らず、信念、概念、態度、行動を変える
5.冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こす

計画された偶然を引き起こす為に、上記の「行動特性」を持てているか定期的にチェックをすると良いかもしれません。

そして、この「計画的偶発性理論」を理解した上で、やはり「目標からの逆算思考」をもったほうがよいと私は考えています。

これは個人差があるとは思いますが、
目的や理想を持ち、それに近づく為の具体的な目標を持っている方が、上記の5つの行動特性を持ちやすいように思います。目標を明確にすればするほど、行動・決断に迷いがなくなり、人生は加速します。その上で、「予期せぬ偶然」に遭遇した時に対応できる柔軟性を持つことが大切ではないでしょうか?

計画は一度作って「おしまい」ではなく、基本的に随時、修正を繰り返すもの。

この前提に立ち、さらに計画的偶発性理論を頭に入れておけば、「予期せぬ偶然」という名のチャンスを掴む事ができるのではないかと思っています。

さて、私もこれから起きる「予期せぬ偶然」を楽しみにしながら、人生プランを考えていきます。

アイ・スマイル社会保険労務士法人
副代表 江崎智也

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